Play Framework 2.5.x をEclipseで快適に使えるようにするまで (1)
現時点で最新のPlay Framework 2.5.12を対象に環境構築のメモ。Windows向け&Javaで開発です。
Part.1はとりあえずサンプルを動かしてみるところまで。
JDKのインストール
1.8系が必要です。OracleのページからDLしてインストール。執筆時点では8u121が最新でした。
Play Frameworkのインストール
2.4.x系の日本語のほうのDocumentを見ると、真っ先にActivatorを使う手順が出てきますが、これが結構でかい(600MB強)。あんまお手軽じゃないですね。
2.5.x系のInstalling PlayではSBTを使う手順が最初に紹介されてます。以下「Installing Play with SBT」の章から翻訳。
公開されている多くのサンプルプロジェクトには./sbtという名前のランチャーがローカルディレクトリに含まれています。サンプルはダウンロードページから入手できます。このランチャーはSBTをインストールしたことがなくても自動的に依存関係をダウンロードしてくれます。SBTのダウンロードページを参考に、SBTランチャーをインストールしてください。SBTランチャーはsbtコマンドを使えるようにします。もしくはサンプルプロジェクトのディレクトリのsbtランチャーを使うこともできます。
SBTでPlayを実行する
SBTはあなたのアプリケーションを実行するために必要なコマンドを提供します。アプリケーションを実行するにはsbt runコマンドを使います。コマンドラインからのPlayの実行に関する詳細は、new application documentationを参照してください。
というわけで、サンプルをダウンロードしてみましょう。こちらはActivatorと比べると全然小さいです。
今回は「Play 2.5.x Starter Projects」から「Play Java Starter Example」のサンプルをDL。パッと見2.4.x系のサンプルでいう「Play Java Intro」に相当するみたいですね。
何はともあれ動かしてみる
とりあえず落としたサンプルを動かしてみましょう。ダウンロードしたZIPを展開すると、中にsbt.batがあるので、こいつをダブルクリックで実行。
先のガイドの通り、SBTの依存関係のダウンロードが始まります。結構時間がかかるので辛抱。 ダウンロードが終わると[play-java-intro] $って出て止まります。
ここでrunを入力でサンプルアプリ実行。すると、さらにサンプルプロジェクトの依存関係のダウンロードが始まります。同じく時間かかる。終わるとサーバが起動した旨がコンソールに表示されます。
お好きなブラウザでアクセスしてみましょう。http://localhost:9000にアクセスすれば見れる、と思いきや、ここでもコンパイルに待たされます。無事コンパイルが終わると恐ろしく簡素なサンプルが表示されます。
末筆
サンプルを動かすまでで思ったより(ダウンロードやコンパイルが)時間かかりました。手順自体は簡単ですがまだPlayのお手軽さが実感できてない気が。
全然関係ないですが、この記事を書くために、スクショをすぐとって画像に軽く書き込めるお手軽なアプリないかなぁ。と思って、寝ログさんで紹介されてたScreenpressoを使ってみました。Skitch使ってる人が多いんだと思ってたんですが、2016年1月に開発終了なようで。
で、感想としては、ちょっと不安定。私の環境が悪いんでしょうがフリーズが多いですね。機能としてはすごくいいんですが。フリーズがなければ、はてなブログの画像コピペ機能と相まって爆速でメモが取れますよ。